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「ずぶぬれでもかまわないと、」

「うるせえコーヒーかけんぞ」って言われたので、
「かけるんなら淹れたての紅茶が良いと思う」と答えました。
盛大に「?」って顔しながら引かれました。
まさか実際に人にかけるとでも思ったんでしょうか。
意味わかりません。自分から話振った癖に。どん引きです。

……いやでもコーヒーはないですよね。
匂い強いし、黒いし、なんか種類によって微妙にぬるかったりしそうだし。ないない。
緑茶もなあ……なんかぴんと来ません。理由はわからないけどあんまりよくない。
水はただ冷たいだけだし、ヒスった人間が人目も憚らずに修羅場起こしてるイメージ。
それ以外の清涼飲料水とかは論外ですね。ただただ汚い。


あれ、何の話だっけ。


そうそう、この前『秒速5センチメートル』のノベライズ本を読みました。
2年前に漢文の先生が「『秒速』は決してバッドエンドじゃない、小説読めば解ります」
と言っていた訳が、わかったような、わからないような。
でも、気持ちの整理のつかない、もやもやした終わり方でないことは確かだなあと思いました。

ところで「HⅡ-A」ロケットが「H2A」と表記されるのはなぜなんでしょう。
何か決まりがあるんでしょうか。ページ番号にはローマ数字も使われているのに。


ロケットといえば、
映画版『秒速5センチメートル』の第3部で主人公・遠野くんがNewtonっぽい雑誌を
手に取ってるシーンがあるんですが、
そこに「深宇宙探査機エリシュ太陽系外へ1999-2008」みたいなことが書いてありました。

ちょっと前にニュースに出たボイジャー1号、太陽「圏」を出たことで話題になりましたが、
太陽「系」を出るにはあと3年ほどかかるとか言われていたような……。
まあ現実でも報道では「太陽系」って言ってるし、そもそも距離とか明確に定義されていないし、
何より、わたしにはむずかしい話はわかりませんけどね。文系なので(←魔法の言葉)

でもNewtonっぽい雑誌だった訳だし、広義的な意味(あるの?)などではなく、
専門的な「太陽系」を意図して書いている可能性だってあります。
もしそうなら、『秒速』にSF要素は無いなんて嘘ですね!?
あの1シーンだけで、エリシュちゃんめっちゃすごい結婚しよってことになりますね!?
……ならない方が作品の雰囲気的に良い気がします!


あ!Newtonといえば寺田寅彦!
漱石門下で『猫』の「寒月君」、『三四郎』の「野々宮宗八」のモデルとか言われている
物理学者の彼ですが、俳句をつくるときの自分の俳号を「牛頓(にゅーとん)」
にしていたらしいことを先日読みました。えらい可愛いくないですか?!
苺とコーヒーと花と美人と懐手にする宇宙見物(そして夏目先生)が好きな寅彦、
死ぬほど可愛くないですか?!


テンション上がってきたのでここらで切り上げます。
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