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パトリック・レドモンド『霊応ゲーム』のこと

パトリック・レドモンド『霊応ゲーム』を読み終わったので感想。
復刊らしいけど一応下げ。

近藤史恵『あなたに贈る×(キス)』にも触れる。

リチャードについて。
解説にしっかり「史上最凶のヤンデレ」ってあったので安心(?)した。
そういう言葉さくっと使ってくださると、なんていうかすごく助かる。
そういうキャラクターとして分類していいんだよね。

でもなんていうか、うーん。
台詞とか行動とかは確かにすごいヤンデレ感あるんだけど、デレているのとは違う気がする。
少なくともジョナサンに対しては。
ジョナサンが自分で言ってるように、彼はリチャードの母親の代わりみたいなもので、
じゃあ母親に対する愛情が強すぎたのかってなるけどそれも微妙。
大抵の「マザコン」は、自分を庇護してくれるはずの母親がいなくなると強い憎しみを抱き、
それを世間的にひとことで「愛憎」と言うそうだそうだけど、自己愛の間違いじゃないの?

それから、もしもリチャードが「史上最凶のヤンデレ」キャラなら、死ぬ必要はなかったような気もする。
なんとなくだけど、ヤンデレって殺しても死なない気がするから。自殺はするけど。
作者がどういう意図から「霊魂の力だの神通力だの」でリチャードを死なせたのかは想像するしかないけど、
ラストの展開のおかげでリチャードは記号的な「危険人物」からぐっと人間らしくなったと思う。
物語を支配できなくなった彼の姿を見て、この子も15歳の少年なんだと気付けた。
とてもかわいいなと思った。

ちょっと長いけど、読み易いしもう一度読みたい。


ヤンデレついでに。

先月、同じ寮もので百合百合しい『あなたに贈る×(キス)』を読んだ。
主人公の女の子に対して、いわゆる「お姉様」的な先輩がヤンデレキャラだった。
ただこっちはミステリーが主だから、盤上をひっくり返すためのネタ的な感じだったけど。
しかも、登場人物の一人に語らせるという憶測的なもので、いろいろと物足りない。
とにかくその「先輩」の姿があんまり見えてこなくて残念だった。
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